当館について


メインコンテンツは、レトロゲームのプレイ日記。


2014年にmixi日記がインターネッツ公開できるようになったのを機に、
mixiで書いていたゲーム日記をコンテンツごとにまとめるため作成した。



元のガワは2004年ごろに作ったホームページの残骸。
雑然とした日記をまとめるのに、適当なものはないかと考えたときに
昔、なんか作ってたのを思い出して、2代前のPCから引っ張り出してきた。



元が明治時代的レトロ調なのと、MIDIが鳴るウザさ爆発の化石みたいなホムペの作りが
いまとなっては、いい具合に古色蒼然とした骨董品ちっくな雰囲気を醸し出していて
懐古主義の自分には似つかわしい気がしたので、そのまま再利用することにした。


当時でも個人のホムペ作りなんてすでに古臭かったものを、さらに10年も経って再開する・・・。
大正昭和初期に文明開化の後遺症で江戸時代を否定したのを、戦後に再評価しだしたのとか
最先端ゲームが目白押しのいま、あえてファミコンなんかのレゲーを振り返る感覚に近いものがある。
古きを温ねて新しきを知る――。これこそ、温故知新の精神にほかならない。



自分の意思に関係なくネットに永久記録されるのを嫌ってmixiに書いてたものだけど、
若干考え方が変わったので、ゲーム日記だけは衆目に晒すことにした。
汚物を晒したくないという美意識は「大人の世界は汚いことがデフォルト」という真実に盲を開かれ、
いい歳をしたゲームファンに対する「羞恥」ばかりではなく、「敬意」の部分にも目を向けるようになった。
喩え恥ずべき趣味と云えども、高い水準の求道者に感銘を覚えたのも又事実で、為らば認めるべきかと。

認めたればこそ己を晒すのである。見苦しい馴れ合いや小賢しい語り合いではない、熱い男の繋がりがそこにある。





Johann Sebastian BACH 『Two-Part Inventions No.13 , BWV.784』





※「敬意」とは、ファイルくれたり親切にしてくれた職人に対する想いであって、ただゲームが得意なだけのキモオタには侮蔑心以外の何物もない。

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